サステナビリティ方針と取り組み
環境方針
労働者の権利と人権に関する方針
倫理に関する方針
持続可能な資材調達方針
EcoVadis
CDP
エコアクション21
環境方針
<基本理念>
富山スガキ㈱は、富山県の中心に位置し、東には国際的観光地北アルプス立山、西には一級河川神通川の清流があるすばらしい環境に恵まれています。地球規模ではオゾン層破壊・地球温暖化等が問題視され、環境との共生意識が叫ばれている中、豊かな郷土の環境保全に貢献すべく、事業活動を通じて発生する環境負荷の低減に取り組みます。
<行動指針>
1. 具体的に次のことに取り組みます。
(1) 電力・自動車燃料の消費に伴う二酸化炭素排出量の削減
(2) 使用原材料の省資源、廃棄物の3R(減量、再使用、再生利用)の推進
(3) 水資源の節水
(4) 有害な化学物質の削減
(5) 環境に配慮した資材・製品の購入
(6) 環境負荷低減につながる製品の開発と普及推進
(7) ミスロスの削減による環境負荷低減
2. 環境関連法規制や当社が約束したことを遵守します。
制定日:2015年10月20日
改定日:2025年3月10日
富山スガキ株式会社
代表取締役社長 須垣 貴雄
労働者の権利と人権に関する方針
富山スガキ㈱は、労働者の権利と人権を守るために以下のことに取り組みます。
1. 従業員の安全衛生確保
(1) すべての従業員に対し、適切な健康管理を行います。
(2) 労使共同の安全衛生委員会を設置し、労働災害や疾病等を防止するための職場環境整備に努めます。
(3) 職場において従業員が有害な化学物質等に曝露するリスクを特定・評価し、適切な管理を行います。
(4) 災害や事故などの発生に備え、従業員への被害が最小になるような対策と訓練を実施します。
2. 労働条件の確保
(1) 法令を遵守し、従業員に報酬(最低賃金、残業代および法的に義務付けられた手当や賃金控除等)を支払います。
3. 結社の自由と団体交渉権の尊重
(1) 労働環境や賃金水準などの労使間協議を実現する手段としての従業員の団結権を尊重します。
4. 従業員のキャリアマネジメント推進
(1) 従業員とのコミュニケーションや教育訓練を通じ、従業員の能力開発に努めます。
5. 多様性、公平性、包括性の尊重
(1) 基本的人権を尊重し、人種・国籍・性別・宗教・社会的身分、障がい等による差別を行いません。
(2) セクシャルハラスメント、パワーハラスメント等の行為を行いません。
6. 児童労働、強制労働、人身売買の禁止
(1) 法令が定める雇用最低年齢に満たない児童を就労させません。
(2) いかなる就業形態においても不当な労働を強制しません。
制定日:2025年3月10日
富山スガキ株式会社
代表取締役社長 須垣 貴雄
倫理に関する方針
富山スガキ㈱は、倫理・法令遵守に対する基本的な考え方を以下のように定め、全従業員で共有し実践することで、お客様・地域社会から信頼される企業を目指してまいります。
1. 汚職・贈収賄の禁止
(1) 不当な利益や優遇措置の取得を目的に、ビジネスパートナーに対して、接待・贈答・金銭の授受・供与を行いません。
2. 利益相反の禁止
(1) 自社の利益に反して、自己、お取引先様または第三者の利益を図る行為を行いません。
3. 不正、詐欺の防止
(1) あらゆる種類の不正行為や詐欺行為を行いません。
4. 不正な競争行為の禁止
(1) 私的独占や自由な競争を阻害する行為や不正な競争行為を行いません。
(2) 優越的地位を利用してお取引先様に不利益を与える行為を行いません。
5. 情報セキュリティの維持
(1) お客様からお預かりする個人情報や従業員の情報、採用時の応募者情報等あらゆる個人情報についてその取得および利用目的を明確にし、その目的以外の利用および提供はいたしません。
(2) 自社の秘密情報に加えて、お客様や第三者から提供された秘密情報を適切に管理・保護します。
制定日:2025年3月10日
富山スガキ株式会社
代表取締役社長 須垣 貴雄
持続可能な資材調達方針
富山スガキ㈱は、資材・製品の調達にあたり「品質・価格・納期・安定供給」を基本に、お取引先様と公正・公平な取引を実施いたします。
加えて、倫理・法令の遵守、労働者の人権・安全衛生の確保、環境負荷低減などに配慮した調達活動を推進し、お取引先様と良好なパートナーシップを構築し、より良い製品・サービスの提供を目指します。
具体的に以下のことに取り組みます。
1. 品質と安全性、安定供給
品質と安全性の維持・向上に努め、お客様が求める製品を安定的に供給できるようお取引先様と共に安定調達を目指します。
2. 法令の遵守
法令・企業倫理を遵守し、公正で公平な取引を行います。
3. 労働者の人権・安全衛生の確保
人権を尊重し、労働安全衛生に配慮した調達活動を推進します。
4. 環境への配慮
地球環境に配慮した製品・サービスの調達に積極的に取り組みます。
5. 信頼と相互繁栄
お取引先様と対等なパートナーであるという考えのもと、意見交換による相互理解を深め、信頼関係を築くことで持続的な繁栄を目指します。
制定日:2025年3月10日
富山スガキ株式会社
代表取締役社長 須垣 貴雄
富山スガキでは、2023年のEcovadisへの回答データにおいて、
「ブロンズ」の評価結果でした。
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1.Ecovadisとは EcoVadisは、企業のサステナビリティパフォーマンスを評価する国際的な評価機関です。 環境、労働と人権、倫理、持続可能な資材調達の4つの基準で企業を評価し、サプライチェーン全体の透明性と持続可能性を確保することを目的としています。
2.富山スガキの取り組み [環 境] 富山スガキでは、環境マネジメントシステム「エコアクション21」を2016年より導入しており、当社が環境に与える負荷についての監視、改善に取り組んでまいりました。これからも富山スガキでは、当社が環境に与える負荷の低減について、様々な取り組みを進めてまいります。「当社の方針」 [労働と人権] 企業の労働と人権に対する取り組みは、尊厳ある職場環境を提供することに始まります。当社は従業員の権利を守り、公正な待遇、差別のない環境、安全で健康的な職場を確保を目指します。「当社の方針」 [倫 理] 企業に求められる倫理とは、透明性、公正性、誠実さを重んじることです。当社は法令遵守と社会的責任を果たし、ステークホルダーとの信頼関係を築きます。すべての行動は、高い倫理基準に基づいて行い、持続可能な未来を目指します。「当社の方針」 [持続可能な資材調達] 持続可能な資材調達は、企業の社会的責任と未来への布石となります。当社は当社のサプライチェーンに対し、環境負荷について共に協力し合う事で持続可能な社会の実現に貢献します。「当社の方針」 |
富山スガキでは、2024年の CDP SME質問書 への回答データにおいて、
「SME気候変動:B」のスコアリング結果でした。
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1.CDPとは CDPは、世界中の企業や都市、州、地域が温室効果ガス排出量のデータを報告し、その削減目標や進捗を公開するための非営利組織です。企業が環境への影響を公開することで、投資家や消費者の信頼を得るとともに、より持続可能なビジネスモデルを構築することができます。
2.印刷業におけるCDPの取り組み 印刷業界は、長らく紙の使用が不可欠な産業として存在してきました。しかし、近年の環境意識の高まりや企業の社会的責任 (CSR) の重要性が増す中で、持続可能な発展を目指す取り組みが進んでいます。その中でCDP (Carbon Disclosure Project)への取り組みは、弊社が環境への影響を透明性を持って報告し、削減目標を設定するための重要なプラットフォームです。
3.富山スガキの取り組み [温室効果ガス排出の削減] 富山スガキでは、工場やオフィスのエネルギー効率を向上させる取り組みが進めています。例えば、最新の印刷機や設備を導入することでエネルギー消費量と生産性のバランスを向上させます。また、工場で使用する電力への再生可能エネルギーの導入を進める一方で、オンサイトPPA / オフサイトPPAの取り組みも計画しています。 [持続可能な原材料の使用] 富山スガキでは、森林認証制度(FSC CoC認証)に基づいた紙の使用や、環境にやさしいインクの採用を進めています。 [廃棄物の削減とリサイクル] 富山スガキでは、FUJIFILMのクローズドリサイクル「Plate to Plate」に参加しています。メーカーのクローズドリサイクルに参加することで、資材メーカーのCO2の排出量削減に協力しています。 |
富山スガキでは、2016年より「エコアクション21」に取り組んでいます。
富山スガキ株式会社
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1.エコアクション21とは エコアクション21は、持続可能な社会の実現を目指し、企業や組織の環境負荷を低減するための実践的な環境管理システムを構築することを目的とした、日本国内で認証される環境経営システムの一つであります。エコアクション21では中小企業向けのガイドラインが整備されており、環境経営システムの構築、環境活動の実施、環境パフォーマンスの向上を目的とした内容となっています。 エコアクション21では、環境経営レポートの作成と提出が必要で、具体的な実績報告が求めらるため、透明性の高い環境への取り組みが求められます。
2.環境レポートの効果 透明性と信頼性の向上 環境経営レポートを作成することで、組織の環境活動や取り組みが透明化され、ステークホルダー(顧客、取引先、地域住民など)からの信頼を得ることができます。 環境パフォーマンスの評価 環境経営レポートを通じて、組織の環境パフォーマンスを定量的に評価することができ、改善点や課題が明確になり、将来に向けた様々な投資へのベースとなっています。 持続可能な経営の促進 環境経営レポートを定期的に作成・公表することで、持続可能な経営を推進し、企業の社会的責任(CSR)を果たすことができ、持続可能な社会を目指すステークスホルダーと共に歩みたいと考えます。 市場競争力の向上 環境経営レポートを通じて、環境に配慮した企業としてのイメージを強化することで、市場競争力が向上し、エコ意識の高い消費者や取引先からの支持を得ることを目指しています。 規制遵守の確認 環境関連の法規制や基準に対する遵守状況を確認するためのツールとして活用でき、コンプライアンスの強化につなげています。 |